セリエAは16日、第36節を行った。DF長友佑都の所属するインテルは、ホームでユベントスと対戦し、1-2で敗れた。ベンチスタートだった長友は後半26分から2試合連続の途中出場を果たしている。
ここ7戦負けのないインテル。残り3戦でEL圏内の6位サンプドリアまで勝ち点2差。ユベントスとの「イタリアダービー」と言えど、相手は主力メンバーを温存しており、勝ち点3が是が非でも欲しい試合となっていた。
先制点はインテルが奪った。序盤から攻勢を仕掛けたインテルは前半9分、MFマルセロ・ブロゾビッチのミドルシュートをFWマウロ・イカルディが胸でかすめてコースを変えるゴールで枠内に収め、先制点を奪った。
しかしインテルは、前半38分のMFジェルダン・シャチリのミドルがクロスバー嫌われるなどして決めきれずにいると、同42分、エリア内でDFネマニャ・ビディッチがFWアルバロ・モラタを倒してしまい、PKを献上。これをMFクラウディオ・マルキージオに確実に沈められ、試合が振り出しに戻った。
均衡が保たれたまま試合は後半戦に突入。インテルは後半26分からシャチリに代えて長友を投入。左MFに配された長友は、同37分にイカルディのヘディングシュートを演出するなど、積極的なプレーを見せた。
ただ、勝ち越し点は思わぬ形で生まれた。ユベントスはエリア外からモラタが浮き球を胸コントロールからボレーシュートで狙う。バウンドしながらGKサミール・ハンダノビッチの方に向かうが、横に倒れたハンダノビッチがまさかのセーブミス。ボールは名手の体を避けるようにして、ゴールラインを越えていった。1-2と逆転負けを喫したインテルは、来季EL出場権は遠くに霞んでしまった。-ゲキサカ-
ここ7戦負けのないインテル。残り3戦でEL圏内の6位サンプドリアまで勝ち点2差。ユベントスとの「イタリアダービー」と言えど、相手は主力メンバーを温存しており、勝ち点3が是が非でも欲しい試合となっていた。
先制点はインテルが奪った。序盤から攻勢を仕掛けたインテルは前半9分、MFマルセロ・ブロゾビッチのミドルシュートをFWマウロ・イカルディが胸でかすめてコースを変えるゴールで枠内に収め、先制点を奪った。
しかしインテルは、前半38分のMFジェルダン・シャチリのミドルがクロスバー嫌われるなどして決めきれずにいると、同42分、エリア内でDFネマニャ・ビディッチがFWアルバロ・モラタを倒してしまい、PKを献上。これをMFクラウディオ・マルキージオに確実に沈められ、試合が振り出しに戻った。
均衡が保たれたまま試合は後半戦に突入。インテルは後半26分からシャチリに代えて長友を投入。左MFに配された長友は、同37分にイカルディのヘディングシュートを演出するなど、積極的なプレーを見せた。
ただ、勝ち越し点は思わぬ形で生まれた。ユベントスはエリア外からモラタが浮き球を胸コントロールからボレーシュートで狙う。バウンドしながらGKサミール・ハンダノビッチの方に向かうが、横に倒れたハンダノビッチがまさかのセーブミス。ボールは名手の体を避けるようにして、ゴールラインを越えていった。1-2と逆転負けを喫したインテルは、来季EL出場権は遠くに霞んでしまった。-ゲキサカ-
セリエAは2日、第22節を行った。日本代表DF長友佑都が所属するインテルは敵地でユベントスと対戦し、1-3で敗れた。インテル加入後初となるスタートからキャプテンマークを巻いてプレーした長友もフル出場したが、勝利を挙げることは出来なかった。
序盤から攻勢を強めるユベントスは、開始早々FWカルロス・テベスが立て続けにシュートを放ち、決定機を迎える。これはGKサミール・ハンダノビッチの体を張ったセーブにはじき出されたが、前半15分、MFアンドレア・ピルロのアーリークロスをMFステファン・リヒトシュタイナーが頭で合わせて先制点を奪う。
前半は何とか1失点で抑えたインテルだったが、後半に入ると、勢いの差はさらに如実となる。後半2分、ゴール前で長友のクリアが中途半端になったボールを繋がれると、最後はDFジョルジョ・キエッリーニに押し込まれる。さらにFWディエゴ・ミリートを投入し反撃を試みた直後の後半10分、MFアルトゥーロ・ビダルに蹴り込まれ、点差は3点に広がった。
インテルもようやく後半27分、CKの混戦からDFロランドが押し込み1点を返す。14年に入って勝利のないインテルだが、得点も1月13日のキエーボ戦で長友が奪った得点以来、2点目。3試合ぶりの得点を挙げたが、王者相手にこれ以上迫る力は、今のインテルにはなかった。
長友はこの日も左MFでフル出場した。インテル加入後初のスタートからキャプテンマークを巻いてプレーしたが、らしさを見せることが出来ず、チームを勝利に導くことは出来なかった。インテルの14年に入っての公式成績は2分4敗。昨年から続く敵地戦の連敗は4に伸びた。―ゲキサカ―
序盤から攻勢を強めるユベントスは、開始早々FWカルロス・テベスが立て続けにシュートを放ち、決定機を迎える。これはGKサミール・ハンダノビッチの体を張ったセーブにはじき出されたが、前半15分、MFアンドレア・ピルロのアーリークロスをMFステファン・リヒトシュタイナーが頭で合わせて先制点を奪う。
前半は何とか1失点で抑えたインテルだったが、後半に入ると、勢いの差はさらに如実となる。後半2分、ゴール前で長友のクリアが中途半端になったボールを繋がれると、最後はDFジョルジョ・キエッリーニに押し込まれる。さらにFWディエゴ・ミリートを投入し反撃を試みた直後の後半10分、MFアルトゥーロ・ビダルに蹴り込まれ、点差は3点に広がった。
インテルもようやく後半27分、CKの混戦からDFロランドが押し込み1点を返す。14年に入って勝利のないインテルだが、得点も1月13日のキエーボ戦で長友が奪った得点以来、2点目。3試合ぶりの得点を挙げたが、王者相手にこれ以上迫る力は、今のインテルにはなかった。
長友はこの日も左MFでフル出場した。インテル加入後初のスタートからキャプテンマークを巻いてプレーしたが、らしさを見せることが出来ず、チームを勝利に導くことは出来なかった。インテルの14年に入っての公式成績は2分4敗。昨年から続く敵地戦の連敗は4に伸びた。―ゲキサカ―
