ミランの本田圭佑が、現地時間4月23日のエンポリ戦(セリエA33節)で87分から途中出場。セリエAでは昨年12月12日のローマ戦以来、公式戦では1月25日のユベントス戦(コッパ・イタリア)以来の出番となった。
1点ビハインドのため実質3-2-1-4のような布陣にシフトしていたミランにあって、本田は交代したスソが担っていたトップ下へ入った。
すると92分、積極的なプレスから敵陣ペナルティーエリア手前でボール奪取に成功し、キープの後にマリオ・パシャリッチにスルーパス。惜しくもシュートはブロックされたが、好機を演出した。さらに94分には右サイドでタメを作ってカウンターの起点に。しかし、こちらもゴールには繋がらなかった。
結局、ミランはこのまま1-2で敗戦。とはいえ本田は、セリエAで17試合ぶりの出場にしてはまずまずの存在感を見せた。ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督も試合後、『ミランTV』で次のようにコメントしている。
「ケイスケは素晴らしいプロフェッショナルだ。最後はスソが疲れていた。そのポジションで本田は危険な存在になった。ボールを奪ってパシャリッチのチャンスを作った。数分でも自分自身を証明してくれた」
今シーズンは完全にベンチ要員に甘んじ、契約満了を迎える今夏の退団が決定的と見られる本田。このエンポリ戦でも先にカルロス・バッカやルーカス・オカンポスが投入されるなど、相変わらず攻撃陣の序列で最下層という立ち位置だが、この日の好パフォーマンスで残り5試合でもチャンスを得られる可能性は僅かながら高まったと言っていいだろう。
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=249281点ビハインドのため実質3-2-1-4のような布陣にシフトしていたミランにあって、本田は交代したスソが担っていたトップ下へ入った。
すると92分、積極的なプレスから敵陣ペナルティーエリア手前でボール奪取に成功し、キープの後にマリオ・パシャリッチにスルーパス。惜しくもシュートはブロックされたが、好機を演出した。さらに94分には右サイドでタメを作ってカウンターの起点に。しかし、こちらもゴールには繋がらなかった。
結局、ミランはこのまま1-2で敗戦。とはいえ本田は、セリエAで17試合ぶりの出場にしてはまずまずの存在感を見せた。ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督も試合後、『ミランTV』で次のようにコメントしている。
「ケイスケは素晴らしいプロフェッショナルだ。最後はスソが疲れていた。そのポジションで本田は危険な存在になった。ボールを奪ってパシャリッチのチャンスを作った。数分でも自分自身を証明してくれた」
今シーズンは完全にベンチ要員に甘んじ、契約満了を迎える今夏の退団が決定的と見られる本田。このエンポリ戦でも先にカルロス・バッカやルーカス・オカンポスが投入されるなど、相変わらず攻撃陣の序列で最下層という立ち位置だが、この日の好パフォーマンスで残り5試合でもチャンスを得られる可能性は僅かながら高まったと言っていいだろう。

※試合後の反応を追記しました
ミランMF本田圭佑は23日、セリエA第4節エンポリ戦でフル出場し、今季3点目となるゴールを決めている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、本田に7点と高い評価を下している。
前節ユヴェントス戦で初黒星を喫し、巻き返しを図ったミランだが、立ち上がりから守備が不安定。2点のリードを許してしまう。だが、前半終了間際に初先発のFWフェルナンド・トーレスが1点を返すと、後半に本田がペナルティーアークからの左足シュートで同点ゴールを決めた。
その後も本田は80分に直接FKで逆転ゴールに迫るなど活躍したが、ミランは試合をひっくり返すに至らず。2-2のままドローに終わり、2試合連続で勝ち点を逃している。
『ガゼッタ』は本田について、寸評で「ユーヴェ戦だけゴールを決めなかったが、そのときも(ジャンルイジ・)ブッフォンに仕事をさせたのは彼だけだった。非常に正確な左足で同点ゴールを決めたのに続き、逆転ゴールにも迫っている」とコメントしている。
ミランのベストプレーヤーはF・トーレス。だが、採点は本田やMFジェレミー・メネス、DFイニャツィオ・アバーテと並ぶ7点だった。ディフェンスに問題があっただけに、中盤から守備の選手たちは、アバーテとGKクリスティアン・アッビアーティを除き、総じて平均点を下回っている。-goal.com-
前節ユヴェントス戦で初黒星を喫し、巻き返しを図ったミランだが、立ち上がりから守備が不安定。2点のリードを許してしまう。だが、前半終了間際に初先発のFWフェルナンド・トーレスが1点を返すと、後半に本田がペナルティーアークからの左足シュートで同点ゴールを決めた。
その後も本田は80分に直接FKで逆転ゴールに迫るなど活躍したが、ミランは試合をひっくり返すに至らず。2-2のままドローに終わり、2試合連続で勝ち点を逃している。
『ガゼッタ』は本田について、寸評で「ユーヴェ戦だけゴールを決めなかったが、そのときも(ジャンルイジ・)ブッフォンに仕事をさせたのは彼だけだった。非常に正確な左足で同点ゴールを決めたのに続き、逆転ゴールにも迫っている」とコメントしている。
ミランのベストプレーヤーはF・トーレス。だが、採点は本田やMFジェレミー・メネス、DFイニャツィオ・アバーテと並ぶ7点だった。ディフェンスに問題があっただけに、中盤から守備の選手たちは、アバーテとGKクリスティアン・アッビアーティを除き、総じて平均点を下回っている。-goal.com-