スペイン1部ビジャレアルは現地時間19日、リーガ・エスパニョーラ第14節の敵地オサスナ戦に臨み、3-1で勝利した。リーガでは5試合ぶりの勝利となり、これで公式戦17戦無敗としたなかで、ベンチスタートとなった日本代表MF久保建英は、今季初めて出番が与えられなかった。

ビジャレアルのフォーラムなどから海外の反応をまとめました

試合開始から

レアル・マドリーに所属する日本代表MF久保建英の獲得レースはオサスナがリードしているようだ。スペイン紙『アス』が報じた。

19歳の久保は昨夏、5年契約でマドリーへと加入。2019-20シーズンはマジョルカへとレンタル移籍して主力として活躍したものの、チームが2部降格となったため、再びレンタル移籍先を探す必要に迫られている。

ここ数週間中には、来季チャンピオンズリーグに出場するセビージャ、アヤックスが候補に挙がっていたが、『アス』によると「最も実行可能な選択肢」はオサスナであるという。また、噂が流れたセビージャは事実上除外されており、ベティスとグラナダが他の有力候補であるようだ。いずれの場合も、レンタルでの移籍金500万ユーロ（約6億2000万円）が必要になると伝えられている。

アヤックス、ラツィオなどの国外クラブが興味を示しているものの、久保自身はスペイン残留を希望。久保についてはスペイン1部の大半のクラブが興味を示し、グラナダ、レアル・ソシエダ、レバンテ、セルタ、ウエスカ、ベティス、セビージャなどが追っているという。中でも、セビージャは2年レンタルで、買い取りオプションを付けたいと考えているが、マドリーはその条件を拒否しているようだ。

多くのクラブが狙う中、最も優位に立っているとみられるのがオサスナ。オサスナはマドリーに対し、久保を中心選手として活躍させることを保証しながら、交渉させることになる模様。マドリーと同じアディダスとの新たな契約もプラスに働くとみられている。

レアル・マドリーのフォーラムなどから海外の反応をまとめました

リーガ・エスパニョーラ最終節となる第38節が19日に各地で開催された。MF久保建英の所属する19位マジョルカはアウェーで11位オサスナと対戦し、2-2のドロー。久保は14試合ぶりにベンチスタートとなり、後半14分に途中出場した。

マジョルカのフォーラムなどから海外の反応をまとめました

試合開始前から

リーガ・エスパニョーラ第11節が10月31日に行われ、日本代表MF久保建英が所属するマジョルカとオサスナが対戦した。久保は４試合連続のベンチスタートとなり、移籍後初めて出番なしとなった。

　ホームのマジョルカは21分、ダニ・ロドリゲスがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得し、キッカーのラーゴ・ジュニアがゴール左隅に決めて先制に成功した。25分にもチャンスを迎え、右CKでニアのアントニオ・ライージョが頭で合わせたが、ループシュートはクロスバーに跳ね返された。

　1点リードで折り返したマジョルカは52分、ラーゴ・ジュニアが抜け出したが、エリア右から放ったシュートは枠外。一方のオサスナは56分、右サイドからのクロスにダルコ・ブラシャナツが頭で合わせたが、これはGKにキャッチされた。

　オサスナは69分、左サイドでパスを受けたマルク・カルドナがドリブル突破。相手3人を置き去りにしてエリア中央から右足でゴール左隅に流し込んで同点に追いついた。しかしマジョルカは75分、相手DFファクンド・ロンカリアのハンドでPKを得ると、キッカーのサルバ・セビルがゴール中央に蹴り込んで勝ち越しに成功した。

　再びリードを許したオサスナだったが、直後の77分にペルビス・エストゥピニャンが左サイドからクロスを上げると、ファーのルベン・ガルシアが狙いすましたヘディングシュートをゴール左上隅に決めて、再び同点に追いついた。試合はこのまま終了し、マジョルカとオサスナは勝ち点1を分け合った。

マジョルカのフォーラムなどから海外の反応をまとめました

試合開始から

ドルトムントの新戦力補強が難航しているようだ。オサスナの19歳の新鋭、U-19スペイン代表MFミケル・メリーノの獲得に動き、スペイン『マルカ』『アス』は27日に、クラブ間交渉は大筋でまとまっていると伝えた。しかしその後、オサスナのルイス・サバルツァ会長が『EFE通信』に対し、同選手の今冬の売却を否定している。

　ドルトムントは1月の移籍市場で、MFヨナス・ホフマンをボルシアMGへと放出し、昨夏にレンタルで加わったMFアドナン・ヤヌザイを、所属元のマンチェスター・ユナイテッドに戻している。一方、U-19チームからMFフェリックス・パスラック、クリスチャン・プリシッチを昇格させたものの、マインツMFユヌス・マリの獲得を実現できず、外部から加わった選手はいない。

　そうした中、今週に入ってイタリア『gianlucadimarzio.com』が、ドルトムントがアトレティコ・マドリーMFオリベル・トーレスと個人合意に達したと報じた。2列目の補強に前進したと思われたが、その後は交渉の進展など、新たな情報が伝わってこない。

　そして27日にスペインメディアで、ドルトムントが獲得に近づいているのは、オサスナでプレーするメリーノだという報道があった。だが、現在2部で3位につけるオサスナのサバルツァ会長は、移籍金500万ユーロ(約6億5000万円)とされるドルトムントからのオファーを拒否し、交渉が破断に終わる可能性が出てきたという。

　ドイツ『キッカー』は、同会長がメリーノへのオファーを断ったのは、移籍金を引き上げるためかもしれない、と伝えているが、交渉がスムーズに進んでいないのは確かだと言えるだろう。ドイツの移籍登録期間が終了するのは、現地時間2月1日18時。チーム内の競争を高める必要性を強調しているトーマス・トゥヘル監督は、新戦力をチームに迎えることができるのだろうか。