現地時間9月10日、2022年のカタール・ワールドカップに向けたアジア2次予選の第2節で、敵地に乗り込んだタイ代表がインドネシア代表を3-0で撃破した。
前日本代表指揮官の西野朗氏が率いるタイは、スコアレスで折り返した55分にスパチョク・サラチャットのゴールで先制すると、65分に横浜F・マリノスに所属するティーラトンがPKを決めて追加点をゲット。そして72分にスパチョクがダメ押しゴールを挙げ、趨勢を定めた。
これで今年7月に発足したばかりの西野体制初勝利を挙げ、グループGの首位に浮上したタイ。現地メディアや識者からは、日本人指揮官の手腕に対して称賛の声が相次いでいる。
ベトナム・メディアの『The Thao』は、「タイは容赦なくベトナムに牙を剥いた」と伝えたうえで、元タイ代表監督のチャーンビット・ホルシュウィン氏の西野監督に対するコメントを紹介している。
「この勝利の鍵は選手たちが規律を守ったことにある。アキラ・ニシノから叩き込まれた戦術を徹底的に習得した。監督は日本の選手たちの方がタイよりも個の力で優れていることを理解したうえで、まずは戦術を浸透させた。それが良かった。ニシノの手腕があれば、タイは幸運に恵まれなくとも、自力でグループ突破を決められるはずだ」
64歳のベテラン監督に対する賛辞はこれだけではない。元タイU-19代表監督のソムチャイ・チュアイブーンチャム氏も、その采配を褒めちぎっている。
「私は今日のタイ、特にニシノ監督の采配に脱帽した。彼がこの試合で用いた戦術は本当に素晴らしかった。試合のなかでシステムを微調整する力とそれを実行に移させた能力は流石だった。今後、選手と監督の意思疎通がより深まり、戦術と哲学の理解度が浸透していけば、タイは2022年のワールドカップに向けた明るい道が開けてくることだろう」
ご意見番たちが文字通り脱帽する戦いぶりを披露したタイ。次節は10月15日にホームで難敵UAEと対戦する。西野監督率いる戦象戦士(タイ代表の愛称)から、今後も目が離せない。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190911-00010000-sdigestw-socc前日本代表指揮官の西野朗氏が率いるタイは、スコアレスで折り返した55分にスパチョク・サラチャットのゴールで先制すると、65分に横浜F・マリノスに所属するティーラトンがPKを決めて追加点をゲット。そして72分にスパチョクがダメ押しゴールを挙げ、趨勢を定めた。
これで今年7月に発足したばかりの西野体制初勝利を挙げ、グループGの首位に浮上したタイ。現地メディアや識者からは、日本人指揮官の手腕に対して称賛の声が相次いでいる。
ベトナム・メディアの『The Thao』は、「タイは容赦なくベトナムに牙を剥いた」と伝えたうえで、元タイ代表監督のチャーンビット・ホルシュウィン氏の西野監督に対するコメントを紹介している。
「この勝利の鍵は選手たちが規律を守ったことにある。アキラ・ニシノから叩き込まれた戦術を徹底的に習得した。監督は日本の選手たちの方がタイよりも個の力で優れていることを理解したうえで、まずは戦術を浸透させた。それが良かった。ニシノの手腕があれば、タイは幸運に恵まれなくとも、自力でグループ突破を決められるはずだ」
64歳のベテラン監督に対する賛辞はこれだけではない。元タイU-19代表監督のソムチャイ・チュアイブーンチャム氏も、その采配を褒めちぎっている。
「私は今日のタイ、特にニシノ監督の采配に脱帽した。彼がこの試合で用いた戦術は本当に素晴らしかった。試合のなかでシステムを微調整する力とそれを実行に移させた能力は流石だった。今後、選手と監督の意思疎通がより深まり、戦術と哲学の理解度が浸透していけば、タイは2022年のワールドカップに向けた明るい道が開けてくることだろう」
ご意見番たちが文字通り脱帽する戦いぶりを披露したタイ。次節は10月15日にホームで難敵UAEと対戦する。西野監督率いる戦象戦士(タイ代表の愛称)から、今後も目が離せない。
【ハイライト動画】
コメント欄などから海外の反応をまとめました
<タイ在住スウェーデン>
・西野監督にとっては悪くない最初の数試合だ
ストライカーの問題は依然としてあるが、
チャナティップを無効化しようとだけしていた相手に
スパチョクは良すぎて抑えられなかった
ほとんどのポジションで選手層が厚いよ
期待できる予選のスタートだ
・久しぶりにめっちゃ気に入っている
代表チームは向上しているわ
・うちは絶対に強くなるよ
・ボール奪取、パス、走力が大きく改善している
来年になったらうちは間違いなくもっと怖い存在になるだろう
・これを僅か10日の間にだよ
・とても良い考え方を持っているプロフェッショナルな監督だ
12月22日、U-19日本代表がU-19ブラジル代表と対戦。今回のブラジル遠征の最終戦となった一戦で日本は久保や橋岡大樹らを先発で起用し、来年6月のU-20ワールドカップを見据えてゲームに臨んだ。
ワールドカップの最終予選を兼ねたU-20南米選手権に向けて12月中旬から合宿を張っているブラジルに対し、日本は立ち上がりから苦戦。卓越した技術とスピード感に溢れる仕掛けを受けて後手に回り、我慢を強いられる展開となった。しかし、日本は密にコミュニケーションを取り、組織力で対抗。徐々に相手陣内に侵入する時間を増やし、最前線の田川亨介らを中心に好機を作り出していく。
0-0で迎えた後半も日本はブラジルの攻勢を巧くいなしながら、少ない手数でゴール前へと迫る。すると、53分。伊藤洋輝のパスを受けた田川が前線に浮き球のパスを送ると、これに反応したのが久保だ。上手く背後に抜け出すと冷静にGKとの1対1を制し、日本の至宝の2試合連続ゴールで日本がブラジルから先手を取った。
これで目が覚めたカナリア軍団。サッカー大国の意地を懸け、貪欲にゴールを目指してくる。だが、そうした展開にも日本は焦らなかった。カウンターから試合を決める2点目を狙いに行くと、80分に決定機。中村敬斗が右サイドを突破してクロスを入れ、宮代大聖がネットを揺らした。
終わってみれば2-0の快勝。ブラジルから勝利を掴み、今遠征を2勝1分で終えた。
日本サッカー協会を通じ、影山雅永監督が今回の活動を総括。
「来年の本大会へ向けて成長するために貴重な大きな強化の場となりました。これまでやってきたレベルでは世界では上位へ行けない。『さらに強く、早く、正確に!』を選手には求め、そしてその中での選手間の要求のレベルを上げることを求めました。彼らは(U-19アジア選手権・準決勝の)サウジアラビア戦の悔しさを忘れておらず、そして世界レベルでの戦いを欲していることから素晴らしい取り組みを見せてくれたと思います。サッカーの聖地マラカナンスタジアムでの初戦、強豪フラメンゴとの2戦目、そしてブラジルサッカー協会ナショナルトレーニングセンター「Granja Comary」におけるU-19ブラジル代表との3試合を2勝1分け、特にブラジル代表に勝利することができたことは大きな成果だと思っています」
何事にも代えがたい経験をブラジルの地で積んだU-19日本代表。来年6月の本大会に向け、最高の結果で年内最後の活動を締めくくった。
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=51827ワールドカップの最終予選を兼ねたU-20南米選手権に向けて12月中旬から合宿を張っているブラジルに対し、日本は立ち上がりから苦戦。卓越した技術とスピード感に溢れる仕掛けを受けて後手に回り、我慢を強いられる展開となった。しかし、日本は密にコミュニケーションを取り、組織力で対抗。徐々に相手陣内に侵入する時間を増やし、最前線の田川亨介らを中心に好機を作り出していく。
0-0で迎えた後半も日本はブラジルの攻勢を巧くいなしながら、少ない手数でゴール前へと迫る。すると、53分。伊藤洋輝のパスを受けた田川が前線に浮き球のパスを送ると、これに反応したのが久保だ。上手く背後に抜け出すと冷静にGKとの1対1を制し、日本の至宝の2試合連続ゴールで日本がブラジルから先手を取った。
これで目が覚めたカナリア軍団。サッカー大国の意地を懸け、貪欲にゴールを目指してくる。だが、そうした展開にも日本は焦らなかった。カウンターから試合を決める2点目を狙いに行くと、80分に決定機。中村敬斗が右サイドを突破してクロスを入れ、宮代大聖がネットを揺らした。
終わってみれば2-0の快勝。ブラジルから勝利を掴み、今遠征を2勝1分で終えた。
日本サッカー協会を通じ、影山雅永監督が今回の活動を総括。
「来年の本大会へ向けて成長するために貴重な大きな強化の場となりました。これまでやってきたレベルでは世界では上位へ行けない。『さらに強く、早く、正確に!』を選手には求め、そしてその中での選手間の要求のレベルを上げることを求めました。彼らは(U-19アジア選手権・準決勝の)サウジアラビア戦の悔しさを忘れておらず、そして世界レベルでの戦いを欲していることから素晴らしい取り組みを見せてくれたと思います。サッカーの聖地マラカナンスタジアムでの初戦、強豪フラメンゴとの2戦目、そしてブラジルサッカー協会ナショナルトレーニングセンター「Granja Comary」におけるU-19ブラジル代表との3試合を2勝1分け、特にブラジル代表に勝利することができたことは大きな成果だと思っています」
何事にも代えがたい経験をブラジルの地で積んだU-19日本代表。来年6月の本大会に向け、最高の結果で年内最後の活動を締めくくった。
現地時間11月20日に行なわれた東南アジア王者を決めるAFFスズキカップ2018で、本田率いるカンボジア代表は、本拠地でラオス代表を3-1で撃破した。
18分にJ3の藤枝MYFCでプレーした経験もある「カンボジアのメッシ」とも称されるチャン・ワタナカのゴールで先制したカンボジアは、36分にプラック・モニー・ウドムがPKを決めて前半を2点差として折り返す。
後半に入って食い下がるラオスに攻勢に転じられて76分に失点を喫したカンボジアだったが、77分にチーム3点目を奪って再び2点差とすると、最後までリードを保ち続けて今大会初勝利を収めた。
今年8月からカンボジア代表の指揮を務めている本田だが、その間、チームは1分け3敗と負け越していた。それだけに本田にとっては、6試合かけてようやく手にした嬉しい“初勝利”となった。
オーストラリアAリーグでプレーを続けながら指揮を執る日本サッカーのスーパースターの監督キャリア初勝利だ。当然、多くのアジア・メディアが、その詳報を伝えている。
ベトナム・メディア『Vnexpress』は、「日本のスター選手であるホンダにとっての監督生活で初勝利に観客が沸いた。カンボジアは24日に大事なベトナム戦を戦うが、今日はあまりに良い内容だった」と、本田が組織したチームを褒めちぎった。
また、カンボジア紙『Khmer Times』は、「カンボジアがAFFスズキカップで初勝利を挙げた」と銘打ったマッチサラリー内で、「ケイスケ・ホンダとフェリックス・ダルマスの二頭体制であるカンボジアは勢いに乗った。これでアンコールの戦士たちは、長年に渡る宿敵であるベトナムとの一戦に臨めるはずだ」と、次戦への期待を込めた。
18日に自身のSNSに投稿した動画内で「まだまだ苦しい生活をしている人も多いカンボジアで、サッカーを通じて、ちょっとでも勇気を与えられるような、元気になってもらえるような、明日から働くエネルギーを少しでも得てもらうようなプロジェクトになればなと」と監督就任への想いを口にしていた本田。それだけにこの勝利は大きな意味を持つはずだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181121-00010001-sdigestw-socc18分にJ3の藤枝MYFCでプレーした経験もある「カンボジアのメッシ」とも称されるチャン・ワタナカのゴールで先制したカンボジアは、36分にプラック・モニー・ウドムがPKを決めて前半を2点差として折り返す。
後半に入って食い下がるラオスに攻勢に転じられて76分に失点を喫したカンボジアだったが、77分にチーム3点目を奪って再び2点差とすると、最後までリードを保ち続けて今大会初勝利を収めた。
今年8月からカンボジア代表の指揮を務めている本田だが、その間、チームは1分け3敗と負け越していた。それだけに本田にとっては、6試合かけてようやく手にした嬉しい“初勝利”となった。
オーストラリアAリーグでプレーを続けながら指揮を執る日本サッカーのスーパースターの監督キャリア初勝利だ。当然、多くのアジア・メディアが、その詳報を伝えている。
ベトナム・メディア『Vnexpress』は、「日本のスター選手であるホンダにとっての監督生活で初勝利に観客が沸いた。カンボジアは24日に大事なベトナム戦を戦うが、今日はあまりに良い内容だった」と、本田が組織したチームを褒めちぎった。
また、カンボジア紙『Khmer Times』は、「カンボジアがAFFスズキカップで初勝利を挙げた」と銘打ったマッチサラリー内で、「ケイスケ・ホンダとフェリックス・ダルマスの二頭体制であるカンボジアは勢いに乗った。これでアンコールの戦士たちは、長年に渡る宿敵であるベトナムとの一戦に臨めるはずだ」と、次戦への期待を込めた。
18日に自身のSNSに投稿した動画内で「まだまだ苦しい生活をしている人も多いカンボジアで、サッカーを通じて、ちょっとでも勇気を与えられるような、元気になってもらえるような、明日から働くエネルギーを少しでも得てもらうようなプロジェクトになればなと」と監督就任への想いを口にしていた本田。それだけにこの勝利は大きな意味を持つはずだ。
サウサンプトンのDF吉田麻也は、現地時間18日に行われたFAカップ3回戦再試合のノリッジ・シティ戦で、クラブ加入以来初のゲームキャプテンを務めた。無失点勝利に貢献した日本代表CBに、クロード・ピュエル監督も賛辞を送っている。
FAカップで2部のノリッジと対戦したサウサンプトンだが、今月7日に行われたアウェイでの試合は2-2のドロー。ホームで再試合を戦うことになったが、1-0の勝利で4回戦進出を決めた。
吉田はこの試合に、公式戦6試合連続となる先発で出場。本来のキャプテンであるDFジョゼ・フォンテなどが欠場したこともあり、加入5シーズン目にして初のゲームキャプテンを任されることになった。
「マヤは今季の開始以来、良い前進を遂げてきた。周囲に若い選手たちが大勢いる中で、彼にキャプテンマークを与えるのは大事なことだった。自信に繋がることだ。チームのために素晴らしいスピリットを持った選手であり、彼にはその資格がある」とピュエル監督は試合後にコメントしている。クラブ公式サイトが伝えた。
吉田のプレーに対し、現地メディアからの評価も上々だ。英『ESPN FC』はノリッジ戦の吉田に採点「7」をつけ、「移籍を望んでいるフォンテとフィルヒル・ファン・ダイクが不在の中、キャプテンマークを巻いてチームをよく統率していた」と評している。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170119-00010022-footballc-soccFAカップで2部のノリッジと対戦したサウサンプトンだが、今月7日に行われたアウェイでの試合は2-2のドロー。ホームで再試合を戦うことになったが、1-0の勝利で4回戦進出を決めた。
吉田はこの試合に、公式戦6試合連続となる先発で出場。本来のキャプテンであるDFジョゼ・フォンテなどが欠場したこともあり、加入5シーズン目にして初のゲームキャプテンを任されることになった。
「マヤは今季の開始以来、良い前進を遂げてきた。周囲に若い選手たちが大勢いる中で、彼にキャプテンマークを与えるのは大事なことだった。自信に繋がることだ。チームのために素晴らしいスピリットを持った選手であり、彼にはその資格がある」とピュエル監督は試合後にコメントしている。クラブ公式サイトが伝えた。
吉田のプレーに対し、現地メディアからの評価も上々だ。英『ESPN FC』はノリッジ戦の吉田に採点「7」をつけ、「移籍を望んでいるフォンテとフィルヒル・ファン・ダイクが不在の中、キャプテンマークを巻いてチームをよく統率していた」と評している。