バルセロナが、騒然としている。
10月1日、以前から公言していた通り、スペイン北東部のカタルーニャ州は独立の賛否を問う住民投票を実施する。これを違憲と見なしているスペイン政府は、投票自体を阻止せんとおよそ1万人の警察官や特殊部隊を投入。各投票場の閉鎖を画策しており、すでにデモ隊との衝突がそこかしこで起こっている。
国内メディアの大方の予想は、投票は結果的に実施され、独立が大勢を占めるというもの。もしそうなれば、カタルーニャ州政府は48時間以内に独立を宣言するだろう。
サッカーファンにとって気になるのは、カタルーニャ州に本拠地を置くバルセロナ、エスパニョール、ジローナの3クラブが、リーガ・エスパニョーラから離脱するのか否かだ。米スポーツ専門チャンネル『ESPN』が、同州のスポーツ大臣、ジェラール・フィゲラスの見解を掲載している。
「どのような結果になるかは分からないが、独立に傾いた場合、プロフェッショナル・クラブは決断を迫られるだろう。とくに、バルサがそうだ。要はどのリーグでプレーしたいのかを示さなければいけない。スペインなのか、他の国なのか。イタリア、フランス、あるいはプレミアリーグなのか。すべての交渉はそこから始まる」
リーガのハビエル・テバス会長は、「もし独立となれば、カタルーニャの3クラブはラ・リーガに在籍することはできない」と断言。だがフィゲラス大臣は、「あくまで彼の個人的な考えだ」と反論し、「さまざまな契約事項や経済的な損失などすべてをよく吟味し、そのうえで、他のラ・リーガのクラブに意見を聞かなければならない」と語った。
一連の動向を受けて『ESPN』は、「バルサはレアル・マドリーとともに莫大な収益をリーガにもたらしており、テバス会長も本心では収入の激減を望んではいない。どこかに着地点を見出すはずで、バルサもリーガにとどまれると考えているはずだ。フランスにおけるモナコ、イングランド・リーグに参戦しているウェールズのクラブのような位置づけになるのではないか」と予測した。
エル・クラシコがこの世からなくなるなど、想像もしたくないが……。
ちなみにカタルーニャ州は3年前にも、法的拘束力のない住民投票を実施。投票率は30%程度と低かったが、8割近くが独立を支持した。今回は法的拘束力があると主張したうえでの、即日開票となる。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170930-00030551-sdigestw-socc10月1日、以前から公言していた通り、スペイン北東部のカタルーニャ州は独立の賛否を問う住民投票を実施する。これを違憲と見なしているスペイン政府は、投票自体を阻止せんとおよそ1万人の警察官や特殊部隊を投入。各投票場の閉鎖を画策しており、すでにデモ隊との衝突がそこかしこで起こっている。
国内メディアの大方の予想は、投票は結果的に実施され、独立が大勢を占めるというもの。もしそうなれば、カタルーニャ州政府は48時間以内に独立を宣言するだろう。
サッカーファンにとって気になるのは、カタルーニャ州に本拠地を置くバルセロナ、エスパニョール、ジローナの3クラブが、リーガ・エスパニョーラから離脱するのか否かだ。米スポーツ専門チャンネル『ESPN』が、同州のスポーツ大臣、ジェラール・フィゲラスの見解を掲載している。
「どのような結果になるかは分からないが、独立に傾いた場合、プロフェッショナル・クラブは決断を迫られるだろう。とくに、バルサがそうだ。要はどのリーグでプレーしたいのかを示さなければいけない。スペインなのか、他の国なのか。イタリア、フランス、あるいはプレミアリーグなのか。すべての交渉はそこから始まる」
リーガのハビエル・テバス会長は、「もし独立となれば、カタルーニャの3クラブはラ・リーガに在籍することはできない」と断言。だがフィゲラス大臣は、「あくまで彼の個人的な考えだ」と反論し、「さまざまな契約事項や経済的な損失などすべてをよく吟味し、そのうえで、他のラ・リーガのクラブに意見を聞かなければならない」と語った。
一連の動向を受けて『ESPN』は、「バルサはレアル・マドリーとともに莫大な収益をリーガにもたらしており、テバス会長も本心では収入の激減を望んではいない。どこかに着地点を見出すはずで、バルサもリーガにとどまれると考えているはずだ。フランスにおけるモナコ、イングランド・リーグに参戦しているウェールズのクラブのような位置づけになるのではないか」と予測した。
エル・クラシコがこの世からなくなるなど、想像もしたくないが……。
ちなみにカタルーニャ州は3年前にも、法的拘束力のない住民投票を実施。投票率は30%程度と低かったが、8割近くが独立を支持した。今回は法的拘束力があると主張したうえでの、即日開票となる。

U-20中国代表チームが新シーズンからドイツ4部相当のレギオナルリーガ・ズュートヴェスト(南西部)に加わることになるようだ。ドイツ『キッカー』『ビルト』などが伝えている。
2016-17シーズンはレギオナルリーガ・ズュートウェストにはアイントラフト・トリーア、キッカーズ・オッフェンバッハ、シュトゥットガルター・キッカーズなど古豪が所属。シュトゥットガルトやホッフェンハイム、カイザースラウテルンなどのそれぞれの2軍も所属する。だが、同リーグは19チームにより構成されるため、前半戦・後半戦において各チームにそれぞれ試合が開催されない節が1節ずつあった。
そして、新シーズンからその“穴”を埋めるのは中国のU-20代表チームになるかもしれないとのこと。DFB(ドイツサッカー連盟)の副会長兼レギオナルリーガ・ズュートウェスト幹部のロニー・ツィンマーマン氏は各クラブは「このアイデアに対して前向きだ」と語り、同リーグの「クラブのゼネラルマネジャーたちが近々に行われる集会で、そのアイデアの実現について決めなければいけない。試合日程もそこで決定されるのでね」と明かした。
中国のU-20代表チームは順位表には現れず、相手チームの勝ち点数にも影響しない。2020東京五輪のサッカー大会に向けた練習試合を行うといった位置づけで、中国側は対戦ごとに相手に1万5000ユーロ(約190万円)の報酬を支払うという。また同チームの拠点はハイデルベルク市近辺に置かれる予定で、ホームスタジアムを所有しないため、全試合がアウェーマッチになるそうだ。-goal.com-
2016-17シーズンはレギオナルリーガ・ズュートウェストにはアイントラフト・トリーア、キッカーズ・オッフェンバッハ、シュトゥットガルター・キッカーズなど古豪が所属。シュトゥットガルトやホッフェンハイム、カイザースラウテルンなどのそれぞれの2軍も所属する。だが、同リーグは19チームにより構成されるため、前半戦・後半戦において各チームにそれぞれ試合が開催されない節が1節ずつあった。
そして、新シーズンからその“穴”を埋めるのは中国のU-20代表チームになるかもしれないとのこと。DFB(ドイツサッカー連盟)の副会長兼レギオナルリーガ・ズュートウェスト幹部のロニー・ツィンマーマン氏は各クラブは「このアイデアに対して前向きだ」と語り、同リーグの「クラブのゼネラルマネジャーたちが近々に行われる集会で、そのアイデアの実現について決めなければいけない。試合日程もそこで決定されるのでね」と明かした。
中国のU-20代表チームは順位表には現れず、相手チームの勝ち点数にも影響しない。2020東京五輪のサッカー大会に向けた練習試合を行うといった位置づけで、中国側は対戦ごとに相手に1万5000ユーロ(約190万円)の報酬を支払うという。また同チームの拠点はハイデルベルク市近辺に置かれる予定で、ホームスタジアムを所有しないため、全試合がアウェーマッチになるそうだ。-goal.com-
