スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は、世界最高峰のリーグと言われるリーガ・エスパニョーラ挑戦1年目で24試合に出場して3得点3アシストと及第点の結果を残している。シーズン終了後には、保有権を持つ名門レアル・マドリード復帰やレアル・ソシエダへの再レンタルが囁かれるが、スペイン紙「マルカ」はレアルの外国籍枠の事情についてレポートしている。
「マルカ」紙は「マドリードでの“エクストラ”な問題と、クボにとってのミッション・インポッシブル」と題し、3人分しかない外国籍枠に対して6人の選手がいるとして分析を展開している。
「ジネディーヌ・ジダン監督は来季単に12選手を除外しなくてはならないだけではなく、最終25人のリストの中で何人かの選手の身分証明書を見なければならない。それぞれの年齢をチェックするのではなく、国籍を見るということだ。ヴィニシウス、ロドリゴ、ミリトン、ヘイニエル、クボ、さらに来季から外国籍扱いとなるベイルのこと。クラブ・ブランコがチーム構成でオーバーブッキングの問題を抱えることになる」
記事によれば、ブラジル代表のFWヴィニシウス・ジュニオール、FWロドリゴ、DFエデル・ミリトン、U-23ブラジル代表MFヘイニエル、日本代表MF久保の5人に加え、イギリスのEU離脱により、「EU外」の扱いとなることが濃厚(英国政府とEUの交渉が年内に合意しなければ、21年1月1日に正式決定)なベイルがその対象だという。
また、「マルカ」紙は久保の個人寸評に「クボにとってのミッション・インポッシブル」と小見出しを添え、現時点の立ち位置をレポートしている。
「マドリードでのプレーが限りなく不可能なのがタケ・クボだ。日本人選手は二重国籍の取得ができず、現時点の序列でブラジル人選手、ベイルよりも大きく後方にいる。選手にとって唯一のオプションは1年マドリード以外のチームと契約を結び、そこでエキポ・ブランコでの位置を勝ち取ること。その値段(無料)、ブラジル人選手たちの活躍も彼にとっては役に立たない。自身が再評価されればすぐにクボはその売却でクラブに利益をもたらすことになる。ブラジル人選手の減価償却はそれよりもっと複雑なものになる」
二重国籍が取得できないハンデも背負い、来季の陣容に残るうえで劣勢の久保だが、果たしてどのチームでプレーすることになるのだろうか。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200402-00255027-soccermzw-socc「マルカ」紙は「マドリードでの“エクストラ”な問題と、クボにとってのミッション・インポッシブル」と題し、3人分しかない外国籍枠に対して6人の選手がいるとして分析を展開している。
「ジネディーヌ・ジダン監督は来季単に12選手を除外しなくてはならないだけではなく、最終25人のリストの中で何人かの選手の身分証明書を見なければならない。それぞれの年齢をチェックするのではなく、国籍を見るということだ。ヴィニシウス、ロドリゴ、ミリトン、ヘイニエル、クボ、さらに来季から外国籍扱いとなるベイルのこと。クラブ・ブランコがチーム構成でオーバーブッキングの問題を抱えることになる」
記事によれば、ブラジル代表のFWヴィニシウス・ジュニオール、FWロドリゴ、DFエデル・ミリトン、U-23ブラジル代表MFヘイニエル、日本代表MF久保の5人に加え、イギリスのEU離脱により、「EU外」の扱いとなることが濃厚(英国政府とEUの交渉が年内に合意しなければ、21年1月1日に正式決定)なベイルがその対象だという。
また、「マルカ」紙は久保の個人寸評に「クボにとってのミッション・インポッシブル」と小見出しを添え、現時点の立ち位置をレポートしている。
「マドリードでのプレーが限りなく不可能なのがタケ・クボだ。日本人選手は二重国籍の取得ができず、現時点の序列でブラジル人選手、ベイルよりも大きく後方にいる。選手にとって唯一のオプションは1年マドリード以外のチームと契約を結び、そこでエキポ・ブランコでの位置を勝ち取ること。その値段(無料)、ブラジル人選手たちの活躍も彼にとっては役に立たない。自身が再評価されればすぐにクボはその売却でクラブに利益をもたらすことになる。ブラジル人選手の減価償却はそれよりもっと複雑なものになる」
二重国籍が取得できないハンデも背負い、来季の陣容に残るうえで劣勢の久保だが、果たしてどのチームでプレーすることになるのだろうか。
その値段(無料)、ブラジル人選手たちの活躍も彼にとっては役に立たない。自身が再評価されればすぐにクボはその売却でクラブに利益をもたらすことになる。
↓(管理人の翻訳)
久保の移籍金は無料で、ブラジル人には多額の移籍金がかかっていることも久保には不利に働く。(久保の)価値が上がればすぐに久保は売却されてマドリーに利益をもたらすだろう。

コメント欄などから海外の反応をまとめました
<スペイン>
・EU圏外枠はヴィニシウス、ロドリゴと久保だ
<スペイン>
・ベイルは売却、レイニエルと久保はレンタル
<南アフリカ>
・ベイルがやっと俺のクラブから去っていく、俺の目に涙が
<イングランド>
■ベイル 売却
レイニエル 2年間レンタル
久保 2年間レンタル
解決だ
<スペイン>
・久保には来年ベルナベウにいて欲しい
彼はうちで一番有望な選手だと思う
<イングランド>
■久保はレアルで十分なにチャンスを得ないだろう
だから、レアルにいる意味はない
彼にしたら他に行ってそこで実力を証明する方がいい
日本代表FW本田圭佑が所属するミランは13日、親会社であるフィニンヴェストが保有する株式99.93パーセントを、ロッソネーリ・スポーツ・インベストメント・ルクセンブルグ社に売却したと発表した。
発表によると、クラブ株式の売却は昨年8月5日に締結された契約の最終段階として行われ、売却額は7.4億ユーロ(約857億5000万円)。ロッソネーリ・スポーツ・インベストメント・ルクセンブルグ社は中国人のリー・ヨンホン氏がオーナーを務めている企業で、ミランは新たな歩みを進めていくことになる。
ミランは1986年、のちにイタリア首相も務めることとなるシルヴィオ・ベルルスコーニ氏がクラブを買収して会長に就任。以来、セリエAで8回、チャンピオンズリーグ(CL)で5回、頂点に輝くなど、実績を残してきた。近年はクラブ売却報道が盛んに行われてきたが、30年以上に及んだ“ベルルスコーニ・ミラン”の歴史に終止符が打たれることとなった。
クラブ売却にあたり、ベルルスコーニ氏はミランの公式HPにて声明を発表。ファンやサポーターへの感謝の思いを繰り返し強調している。同氏は「私は今日で去る。30年以上、苦労と情熱を伴いながらミランのオーナーを務めてきた。しかし、現代のフットボールでヨーロッパや世界のトップレベルで戦うためには、1つのファミリーだけではサポートできないほどの投資と資金が必要だ」とコメント。以下のように続けた。
「ミランが私たちに与えてくれた感動を忘れることはないだろう。多くのものを勝ち得たこのクラブの会長に就任するチャンスを与えてくれた全ての人々への感謝を忘れることはないだろう」
そしてベルルスコーニ氏は「今日でこの立場から去っても、私はミランの一番のファンだ。私が子供の頃、父がこのクラブを教えてくれた。ともに夢をかなえてきたんだ。新しい経営陣が、我々よりも素晴らしい結果を残すことを願っている」とエールを贈り、関係者への感謝を改めて記している。-サッカーキング-
発表によると、クラブ株式の売却は昨年8月5日に締結された契約の最終段階として行われ、売却額は7.4億ユーロ(約857億5000万円)。ロッソネーリ・スポーツ・インベストメント・ルクセンブルグ社は中国人のリー・ヨンホン氏がオーナーを務めている企業で、ミランは新たな歩みを進めていくことになる。
ミランは1986年、のちにイタリア首相も務めることとなるシルヴィオ・ベルルスコーニ氏がクラブを買収して会長に就任。以来、セリエAで8回、チャンピオンズリーグ(CL)で5回、頂点に輝くなど、実績を残してきた。近年はクラブ売却報道が盛んに行われてきたが、30年以上に及んだ“ベルルスコーニ・ミラン”の歴史に終止符が打たれることとなった。
クラブ売却にあたり、ベルルスコーニ氏はミランの公式HPにて声明を発表。ファンやサポーターへの感謝の思いを繰り返し強調している。同氏は「私は今日で去る。30年以上、苦労と情熱を伴いながらミランのオーナーを務めてきた。しかし、現代のフットボールでヨーロッパや世界のトップレベルで戦うためには、1つのファミリーだけではサポートできないほどの投資と資金が必要だ」とコメント。以下のように続けた。
「ミランが私たちに与えてくれた感動を忘れることはないだろう。多くのものを勝ち得たこのクラブの会長に就任するチャンスを与えてくれた全ての人々への感謝を忘れることはないだろう」
そしてベルルスコーニ氏は「今日でこの立場から去っても、私はミランの一番のファンだ。私が子供の頃、父がこのクラブを教えてくれた。ともに夢をかなえてきたんだ。新しい経営陣が、我々よりも素晴らしい結果を残すことを願っている」とエールを贈り、関係者への感謝を改めて記している。-サッカーキング-
