FA(イングランドサッカー協会)は10日、グレッグ・クラーク会長の辞任を発表した。
イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、クラーク会長は同日にイギリス政府の委員会に出席した際、BAME(黒人・アジア人・少数民族)の選手について人種差別的な意味を持つ「coloured(有色人種)」を使って表現。直後に謝罪したものの、批判の声が上がり問題となっていた。
問題発言の同日に辞任を決断したクラーク会長はFAの公式サイトを通じ、「国会での私の許されない発言は、我々のフットボール、そして試合を見る人、プレーする人、試合を裁く人、運営する人たちに対する冒涜でした。このことで辞任する決心がつきました。私たちが一生懸命に受け入れてきたフットボールにおける多様なコミュニティの人たちの気持ちを害したことを深く悲しんでいます」と述べた。
FAの発表によると、ピーター・マコーミック副会長が同日付で暫定会長に就任。理事会が新会長の選定と任命のプロセスを開始するという。「組織として、多様性を促進し、不平等に対処し、試合内のあらゆる形態の差別と戦うために、全力で取り組んでいくことを再確認します」とコメントした。
2016年から会長を務めていたクラーク氏は10日、デジタル、文化、メディア、スポーツ省(DCMS)の特別委員会にオンラインで出席。選手に対するSNS上の人種差別的な誹謗中傷について話していた際に「有色人種の選手」と発言し、直後にDCMSのケヴィン・ブレナン議員に指摘されると、「もしそう言ってしまったのであれば、深くお詫びします」と謝罪した。だが、その他にも南アジア出身者や同性愛者を軽視するような発言などもあったという。
https://www.soccer-king.jp/news/world/eng/20201111/1140466.htmlイギリスメディア『スカイスポーツ』によると、クラーク会長は同日にイギリス政府の委員会に出席した際、BAME(黒人・アジア人・少数民族)の選手について人種差別的な意味を持つ「coloured(有色人種)」を使って表現。直後に謝罪したものの、批判の声が上がり問題となっていた。
問題発言の同日に辞任を決断したクラーク会長はFAの公式サイトを通じ、「国会での私の許されない発言は、我々のフットボール、そして試合を見る人、プレーする人、試合を裁く人、運営する人たちに対する冒涜でした。このことで辞任する決心がつきました。私たちが一生懸命に受け入れてきたフットボールにおける多様なコミュニティの人たちの気持ちを害したことを深く悲しんでいます」と述べた。
FAの発表によると、ピーター・マコーミック副会長が同日付で暫定会長に就任。理事会が新会長の選定と任命のプロセスを開始するという。「組織として、多様性を促進し、不平等に対処し、試合内のあらゆる形態の差別と戦うために、全力で取り組んでいくことを再確認します」とコメントした。
2016年から会長を務めていたクラーク氏は10日、デジタル、文化、メディア、スポーツ省(DCMS)の特別委員会にオンラインで出席。選手に対するSNS上の人種差別的な誹謗中傷について話していた際に「有色人種の選手」と発言し、直後にDCMSのケヴィン・ブレナン議員に指摘されると、「もしそう言ってしまったのであれば、深くお詫びします」と謝罪した。だが、その他にも南アジア出身者や同性愛者を軽視するような発言などもあったという。

<バルセロナサポ>
・(発言から辞任までが)早かったな
<イギリス> ⇧639 ⇩31
・彼は悪い意味で言ってないと思う。確かに不適切な言葉を使ったが、すぐに謝罪したのだから許してやるべきだ。
・正直、彼は悪意のあることは言っていない。ただ無神経なだけだった。
<イングランド>
・私は年寄りだけど、子供の頃はcoloured(有色人種)と呼ぶのは礼儀正しいと見なされていたわよ
<イギリス> ⇧22721 ⇩209
・本当に馬鹿げてる。彼は辞任すべきではなかった。世界は本当に悲しい所だわ
日本代表MF香川真司(26)が所属するドルトムントのユルゲン・クロップ監督(47)が15日の緊急記者会見で、今季限りで退団すると発表した。
18年まで契約が残っている同監督だが、チームは現在10位。来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権(4位以内)が絶望的になっている。
08-09年シーズンから7年間指揮を執ったクロップ監督は会見で「私が辞める決断をしたことは正しいと思う。クラブの成長を妨げたくはなかった。今が変化の時だと思った」と、退任の経緯を説明した。今後については「他のクラブとのコンタクトは取っていない。(来季は)休養するつもりはない」と話した。
また、「まだ私は1つの夢を持っている。もう1度トレーナーに乗って優勝パレードをしたい」と、準決勝に進出しているドイツ杯優勝を目標に掲げた。最後に同監督は「来季のドルトムントのシーズンチケットを予約したよ」と、会見場を笑わせた。
一方で、同席したクラブバツケ社長は朝までクロップ監督と話し合いを行ったことを明かし、残留を要請したが、監督の決断は変わらなかったという。会見では目に涙を浮かべながら「(クロップとは)7年間素晴らしい共同作業ができた。クロップとの契約は今シーズンいっぱいで終了となる。ユルゲン、君はボルシアの全ての人間が永遠に感謝している」と話し、同監督と抱擁した。後任については「これから考える」と未定であることを明かした。
15日付の独紙ビルトの電子版では、後任は14年5月まで同代表FW岡崎慎司(28)のマインツの監督を務めていたトーマス・トゥヘル氏(41)になるという。年俸500万ユーロ(約6億5000万円)の4年契約だと報じた。同氏はハンブルガーSVの監督候補で、今週中にも契約するとみられていたが、ドルトムントの監督に就任するために断っていたという。ハンブルガーSVは15日、新監督にブルーノ・ラバディア氏(49)が就任することを発表している。-ニッカン-
18年まで契約が残っている同監督だが、チームは現在10位。来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権(4位以内)が絶望的になっている。
08-09年シーズンから7年間指揮を執ったクロップ監督は会見で「私が辞める決断をしたことは正しいと思う。クラブの成長を妨げたくはなかった。今が変化の時だと思った」と、退任の経緯を説明した。今後については「他のクラブとのコンタクトは取っていない。(来季は)休養するつもりはない」と話した。
また、「まだ私は1つの夢を持っている。もう1度トレーナーに乗って優勝パレードをしたい」と、準決勝に進出しているドイツ杯優勝を目標に掲げた。最後に同監督は「来季のドルトムントのシーズンチケットを予約したよ」と、会見場を笑わせた。
一方で、同席したクラブバツケ社長は朝までクロップ監督と話し合いを行ったことを明かし、残留を要請したが、監督の決断は変わらなかったという。会見では目に涙を浮かべながら「(クロップとは)7年間素晴らしい共同作業ができた。クロップとの契約は今シーズンいっぱいで終了となる。ユルゲン、君はボルシアの全ての人間が永遠に感謝している」と話し、同監督と抱擁した。後任については「これから考える」と未定であることを明かした。
15日付の独紙ビルトの電子版では、後任は14年5月まで同代表FW岡崎慎司(28)のマインツの監督を務めていたトーマス・トゥヘル氏(41)になるという。年俸500万ユーロ(約6億5000万円)の4年契約だと報じた。同氏はハンブルガーSVの監督候補で、今週中にも契約するとみられていたが、ドルトムントの監督に就任するために断っていたという。ハンブルガーSVは15日、新監督にブルーノ・ラバディア氏(49)が就任することを発表している。-ニッカン-