イギリスのフットボール専門メディア『90min』は、21世紀の日本代表ベストイレブンを選出した。
21世紀に行われた5度のワールドカップすべてに出場するなど、この20年間で力をつける日本。同メディアでは、“90min's ミニワールドカップ”と称して今世紀に入ってからの最高の代表チームを決めるベく、着実に世界との距離を縮める同国代表の2000年から2020年までのベストイレブンを作成した。
『90min』は日本代表について「日本の21世紀は共同開催した2002年ワールドカップから始まり、以降、対戦を望まない国の1つであることを証明してきた。継続して強豪国の脅威になり続けるわけではないが、2002年、2010年、2018年ワールドカップでグループステージを突破したことは、彼らを軽んじてはいけないことを示している。ますます多くの日本人選手がヨーロッパへと渡っており、このことは同国フットボールの将来が明るいことを表す」と評価した。
まず、守護神に選ばれたのがワールドカップ3大会でゴールマウスを守った川島永嗣。同選手について「2010年ワールドカップでのパフォーマンスは世界の注目を集め、同国のトップスター選手の1人として証明し続けてきた」と言及。右SBには「2012年のブレイクからアジアで最も明るい将来がある1人」として期待された酒井高徳を選出した。
CBには吉田麻也と中澤佑二。それぞれ「サウサンプトンでの活躍から最も有名な日本人選手の1人となった。イングランドでの時間は終わりそうだが、今でも代表チームの核であり続けている」、「“ボンバー”として知られるこの男は1999年から2010年までDFの心臓として2度のアジアカップ制覇に貢献した。2010年ワールドカップはキャリアの中で最も輝いた瞬間だった」と評価。左SBに入った長友佑都には「もう1人の有名選手。インテルで7年過ごし、代表でも100キャップを記録し、2010年からすべてのワールドカップに出場した」と綴った。
守備的中盤に入ったのは遠藤保仁と中村俊輔。歴代最多キャップを誇る遠藤については「セットプレーのスペシャリストで、誰もが認める代表のレジェンド。13年にわたり日本の心臓であり、魂だった」。一方の中村には「セットプレーのスペシャリストとして忘れてはならないのがアイコンであるナカムラ。欧州でプレーした最高の日本人の1人で、2007年のバロンドール候補にもなった」と選出理由を説明した。
右サイドには「世界中でプレーし、2019年にはマンチェスター・ユナイテッドでプレーする可能性もあった。代表でも2010年ワールドカップで輝き、同大会のアジア人最多得点記録を持つ」と評価された本田圭佑。トップ下に入った中田英寿には「歴代最高の日本人と謳われるナカタは、2006年に突然キャリアを終えた。1998年から2001年までバロンドールの候補に入り、日本人選手のスタンダードである」と言及する。
左サイドの香川真司については「ユルゲン・クロップのドルトムントで名を揚げた。この10年間で最も有名な日本人選手の1人であるカガワは、3度のワールドカップに出場した」と解説。最後に、1トップに岡崎慎司が入り「現役日本代表の最多得点選手であるオカザキは、この10年間の成功の中で重要な役割を担った。2010年と2014年ワールドカップで得点し、アジアカップや2013年コンフェデレーションズカップで輝いた」と評している。
『90min』が選出した21世紀日本代表ベストイレブン
GK川島永嗣
DF酒井高徳宏樹
DF吉田麻也
DF中澤佑二
DF長友佑都
MF遠藤保仁
MF中村俊輔
MF本田圭佑
MF中田英寿
MF香川真司
FW岡崎慎司
https://web.gekisaka.jp/news/detail/?301323-301323-fl21世紀に行われた5度のワールドカップすべてに出場するなど、この20年間で力をつける日本。同メディアでは、“90min's ミニワールドカップ”と称して今世紀に入ってからの最高の代表チームを決めるベく、着実に世界との距離を縮める同国代表の2000年から2020年までのベストイレブンを作成した。
『90min』は日本代表について「日本の21世紀は共同開催した2002年ワールドカップから始まり、以降、対戦を望まない国の1つであることを証明してきた。継続して強豪国の脅威になり続けるわけではないが、2002年、2010年、2018年ワールドカップでグループステージを突破したことは、彼らを軽んじてはいけないことを示している。ますます多くの日本人選手がヨーロッパへと渡っており、このことは同国フットボールの将来が明るいことを表す」と評価した。
まず、守護神に選ばれたのがワールドカップ3大会でゴールマウスを守った川島永嗣。同選手について「2010年ワールドカップでのパフォーマンスは世界の注目を集め、同国のトップスター選手の1人として証明し続けてきた」と言及。右SBには「2012年のブレイクからアジアで最も明るい将来がある1人」として期待された酒井高徳を選出した。
CBには吉田麻也と中澤佑二。それぞれ「サウサンプトンでの活躍から最も有名な日本人選手の1人となった。イングランドでの時間は終わりそうだが、今でも代表チームの核であり続けている」、「“ボンバー”として知られるこの男は1999年から2010年までDFの心臓として2度のアジアカップ制覇に貢献した。2010年ワールドカップはキャリアの中で最も輝いた瞬間だった」と評価。左SBに入った長友佑都には「もう1人の有名選手。インテルで7年過ごし、代表でも100キャップを記録し、2010年からすべてのワールドカップに出場した」と綴った。
守備的中盤に入ったのは遠藤保仁と中村俊輔。歴代最多キャップを誇る遠藤については「セットプレーのスペシャリストで、誰もが認める代表のレジェンド。13年にわたり日本の心臓であり、魂だった」。一方の中村には「セットプレーのスペシャリストとして忘れてはならないのがアイコンであるナカムラ。欧州でプレーした最高の日本人の1人で、2007年のバロンドール候補にもなった」と選出理由を説明した。
右サイドには「世界中でプレーし、2019年にはマンチェスター・ユナイテッドでプレーする可能性もあった。代表でも2010年ワールドカップで輝き、同大会のアジア人最多得点記録を持つ」と評価された本田圭佑。トップ下に入った中田英寿には「歴代最高の日本人と謳われるナカタは、2006年に突然キャリアを終えた。1998年から2001年までバロンドールの候補に入り、日本人選手のスタンダードである」と言及する。
左サイドの香川真司については「ユルゲン・クロップのドルトムントで名を揚げた。この10年間で最も有名な日本人選手の1人であるカガワは、3度のワールドカップに出場した」と解説。最後に、1トップに岡崎慎司が入り「現役日本代表の最多得点選手であるオカザキは、この10年間の成功の中で重要な役割を担った。2010年と2014年ワールドカップで得点し、アジアカップや2013年コンフェデレーションズカップで輝いた」と評している。
『90min』が選出した21世紀日本代表ベストイレブン
GK川島永嗣
DF酒井
DF吉田麻也
DF中澤佑二
DF長友佑都
MF遠藤保仁
MF中村俊輔
MF本田圭佑
MF中田英寿
MF香川真司
FW岡崎慎司

海外の日本サッカーファンの反応をまとめました
※<>なしがブラジル人の反応です
<ブラジルの記者>
・内田は酒井よりも上で、俺なら中田と中村の位置を逆さまにする
それ以外はそのままでいい
・俺も中村俊輔が中田の後ろでプレーするのは変だと思った
逆にした方が納得がいく
<ブラジルの記者>
・柴崎岳がいないな、でも良いメンバーだと思う。
<ジミー・フランサ>
・小野伸二は確実にこのベストイレブンに入るよ
俺が見てきた中でも小野はピッチ内外でベストプレーヤーの1人だ ⚽️👏
・(長谷部)誠がいなくて驚いているよ
ガンバ大阪に所属するMF遠藤保仁が、英『ガーディアン』に登場。同紙のロシアW杯特集で日本代表の歴代ベストイレブンを選出している。
2002年11月に日本代表デビューを果たした遠藤は、06年のドイツW杯から3大会連続でメンバー入りを果たすなど、13年間で152キャップを記録。日本代表史に名を刻む選手の1人だ。
そんな彼が、歴代のサムライブルーからベストイレブンを選出。「可能な限り中盤の選手を選びたい」という理由で、フォーメーションは3-5-2を採用し、MF中村俊輔や中田英寿氏ら共にW杯を戦ったメンバーのほか、ラモス瑠偉氏やFW三浦知良ら過去に日本代表で活躍した名プレイヤーを選んだ。
特にこだわった中盤について遠藤は、「たくさんの選択肢があるが、僕はラモスさんと一緒にプレーしたい。彼はとても良いプレイヤーであり、ゲームをよく理解している。僕とラモスさんのコンビは、僕たちのパスサッカーの起点となる」と、ラモス氏を選出した理由を説明した。
さらに「僕たちの前には、俊輔、中田英寿、前園さんの3人。前園さんはドリブラー、中村はテクニシャン、そして中田は何でもできる。前園さんと中村は守備力が低いかもしれないが、ラモスさんと僕、3人のセンターバックでカバーできるだろう。彼らには攻撃的であって欲しい。僕が前にいる攻撃的な選手に最高のパスを提供したい」と、楽しそうに想像を膨らませた。
https://web.gekisaka.jp/news/detail/?246283-246283-fl2002年11月に日本代表デビューを果たした遠藤は、06年のドイツW杯から3大会連続でメンバー入りを果たすなど、13年間で152キャップを記録。日本代表史に名を刻む選手の1人だ。
そんな彼が、歴代のサムライブルーからベストイレブンを選出。「可能な限り中盤の選手を選びたい」という理由で、フォーメーションは3-5-2を採用し、MF中村俊輔や中田英寿氏ら共にW杯を戦ったメンバーのほか、ラモス瑠偉氏やFW三浦知良ら過去に日本代表で活躍した名プレイヤーを選んだ。
特にこだわった中盤について遠藤は、「たくさんの選択肢があるが、僕はラモスさんと一緒にプレーしたい。彼はとても良いプレイヤーであり、ゲームをよく理解している。僕とラモスさんのコンビは、僕たちのパスサッカーの起点となる」と、ラモス氏を選出した理由を説明した。
さらに「僕たちの前には、俊輔、中田英寿、前園さんの3人。前園さんはドリブラー、中村はテクニシャン、そして中田は何でもできる。前園さんと中村は守備力が低いかもしれないが、ラモスさんと僕、3人のセンターバックでカバーできるだろう。彼らには攻撃的であって欲しい。僕が前にいる攻撃的な選手に最高のパスを提供したい」と、楽しそうに想像を膨らませた。
