レッドブル・ザルツブルクの元日本代表MF、南野拓実が復活の狼煙を上げる2ゴールだ。
日曜日のオーストリア・ブンデスリーガ14節、ザルツブルクは敵地でのザンクト・ペルテン戦に臨み、3-1の快勝を収めた。南野は膝を負傷した5節(8月20日)の同じザンクト・ペルテン戦以来、9試合ぶりの先発出場を果たした。
開始早々の6分に先制を許したザルツブルクだったが、トップ下に配された南野は立ち上がりから果敢な姿勢を見せる。19分に放った至近距離弾は枠を外してしまったが、35分に敵ゴール前で幸運を得た。味方のMFヴァロン・ベリシャのショットを相手GKが痛恨のファンブル。目の前にこぼれた球を倒れ込みながらねじ込んだ。開幕戦以来となる今シーズン2点目だ。
ザルツブルクは54分にPKで逆転に成功し、南野は後半も攻守に軽快な動きを披露。そして迎えた80分、右サイドからのMFシュテファン・ライナーの完璧なクロスをドンピシャヘッドで合わせ、試合の趨勢を定めた。その直後の81分、お役御免でピッチを退いた。
試合は3-1で終了。ザルツブルクは連勝を飾り、この日引き分けた首位シュトゥルム・グラーツとの勝点差を1に縮めている。
8月の負傷でおよそ2か月間の離脱を余儀なくされ、10月半ばの復帰後は限定的な起用が続いていたが、南野はようやくスタメンの座を掴み、結果も出した。ザルツブルクの地元紙『Salzburger Nachrichten』は、「ザルツブルクは木曜日のゲーム(ヨーロッパリーグのアンタヤスポル戦)の先発から8選手を入れ替えた。ミナミノもそのひとりだったが、見事に2ゴールを挙げて期待に応え、コンディションが上向きであることを証明。決定的な仕事をした」と評した。さらにサッカーサイトの『Liga Portal』は、「1点目は冷静な位置取りからで、2点目(のヘディング)は文句なしの精度だった。最下位が相手だったとはいえ、ミナミノが違いを見せた」と称えている。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171106-00032136-sdigestw-socc日曜日のオーストリア・ブンデスリーガ14節、ザルツブルクは敵地でのザンクト・ペルテン戦に臨み、3-1の快勝を収めた。南野は膝を負傷した5節(8月20日)の同じザンクト・ペルテン戦以来、9試合ぶりの先発出場を果たした。
開始早々の6分に先制を許したザルツブルクだったが、トップ下に配された南野は立ち上がりから果敢な姿勢を見せる。19分に放った至近距離弾は枠を外してしまったが、35分に敵ゴール前で幸運を得た。味方のMFヴァロン・ベリシャのショットを相手GKが痛恨のファンブル。目の前にこぼれた球を倒れ込みながらねじ込んだ。開幕戦以来となる今シーズン2点目だ。
ザルツブルクは54分にPKで逆転に成功し、南野は後半も攻守に軽快な動きを披露。そして迎えた80分、右サイドからのMFシュテファン・ライナーの完璧なクロスをドンピシャヘッドで合わせ、試合の趨勢を定めた。その直後の81分、お役御免でピッチを退いた。
試合は3-1で終了。ザルツブルクは連勝を飾り、この日引き分けた首位シュトゥルム・グラーツとの勝点差を1に縮めている。
8月の負傷でおよそ2か月間の離脱を余儀なくされ、10月半ばの復帰後は限定的な起用が続いていたが、南野はようやくスタメンの座を掴み、結果も出した。ザルツブルクの地元紙『Salzburger Nachrichten』は、「ザルツブルクは木曜日のゲーム(ヨーロッパリーグのアンタヤスポル戦)の先発から8選手を入れ替えた。ミナミノもそのひとりだったが、見事に2ゴールを挙げて期待に応え、コンディションが上向きであることを証明。決定的な仕事をした」と評した。さらにサッカーサイトの『Liga Portal』は、「1点目は冷静な位置取りからで、2点目(のヘディング)は文句なしの精度だった。最下位が相手だったとはいえ、ミナミノが違いを見せた」と称えている。

ケルンは19日に行われたブンデスリーガ第21節のシャルケ戦を1-1で引き分けに終わった。同点弾をアシストしたFW大迫勇也がドイツ誌『キッカー』でマン・オブ・ザ・マッチに選出されるなど高評価を受けている。
試合開始直後にシャルケに先制点を奪われたケルンだが、前半終了間際にFWアンソニー・モデストによるゴールで追いつく。2トップの一角としてスタートした大迫が自陣からのフィードを受けると、左斜め前を走るフランス人ストライカーにパス。相手ペナルティーエリア前からのシュートがシャルケゴールを突き刺し、前線のコンビが試合を振り出しに戻した。
これで大迫は今季5アシスト目をマーク。その後も好機をつくり出し、好パフォーマンスを続けたとして『キッカー』では両チーム最高タイの「2.5」との採点がついた。マッチレポートでは「ケルンはハーフタイム前に、大迫を通じて試合に入り込めるようになり、そこからはより精度の高いプレーをしている」と大迫が流れを引き寄せたと言及。寸評では「序盤こそは(チームメートのほとんどと同様)低調な姿を見せるも、大迫勇也の勢いが大きく増した。日本人選手は非常に機敏に動き、同点弾アシストに限らず起点になっている」と記され、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。
また『ビルト』でも大迫のパフォーマンスは「2」と両チーム最高タイ。こちらはマッチレポートではアシストの場面に関して「モデストの走りにパーフェクトに合わせた」と称賛。後半もモデストに「スーパーに通した」(55分)、自らの好機については「大迫が素晴らしいシュート!」など言及されている。
地元紙『ケルナー・シュタットアンツァイガー』でも大迫への採点は「2」とモデストとともに最高評価。「日本人選手の前半は誤解やパスミスばかりだった。だが、それも1-1のアシストまで。そこから1分ごとに勢いを増し、何度かモデストに優れたパスを送り、自らのシュートでも相手ゴールを脅かした(70分)」と寸評している。
なお『エクスプレス』での評価は「3」と及第点にとどまり、「最初は落ち着きがなかったが、徐々に試合に入り込み、モデストへのパスも通すようになった」と述べられている。同紙ではモデスト(「1」)、DFネヴェン・スボティッチ(「2」)に対する評価が高かった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170220-00000020-goal-socc試合開始直後にシャルケに先制点を奪われたケルンだが、前半終了間際にFWアンソニー・モデストによるゴールで追いつく。2トップの一角としてスタートした大迫が自陣からのフィードを受けると、左斜め前を走るフランス人ストライカーにパス。相手ペナルティーエリア前からのシュートがシャルケゴールを突き刺し、前線のコンビが試合を振り出しに戻した。
これで大迫は今季5アシスト目をマーク。その後も好機をつくり出し、好パフォーマンスを続けたとして『キッカー』では両チーム最高タイの「2.5」との採点がついた。マッチレポートでは「ケルンはハーフタイム前に、大迫を通じて試合に入り込めるようになり、そこからはより精度の高いプレーをしている」と大迫が流れを引き寄せたと言及。寸評では「序盤こそは(チームメートのほとんどと同様)低調な姿を見せるも、大迫勇也の勢いが大きく増した。日本人選手は非常に機敏に動き、同点弾アシストに限らず起点になっている」と記され、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。
また『ビルト』でも大迫のパフォーマンスは「2」と両チーム最高タイ。こちらはマッチレポートではアシストの場面に関して「モデストの走りにパーフェクトに合わせた」と称賛。後半もモデストに「スーパーに通した」(55分)、自らの好機については「大迫が素晴らしいシュート!」など言及されている。
地元紙『ケルナー・シュタットアンツァイガー』でも大迫への採点は「2」とモデストとともに最高評価。「日本人選手の前半は誤解やパスミスばかりだった。だが、それも1-1のアシストまで。そこから1分ごとに勢いを増し、何度かモデストに優れたパスを送り、自らのシュートでも相手ゴールを脅かした(70分)」と寸評している。
なお『エクスプレス』での評価は「3」と及第点にとどまり、「最初は落ち着きがなかったが、徐々に試合に入り込み、モデストへのパスも通すようになった」と述べられている。同紙ではモデスト(「1」)、DFネヴェン・スボティッチ(「2」)に対する評価が高かった。
