10月28日、インドで開催されていたU-17ワールドカップは、イングランドの優勝で幕を閉じた。
スペインとの決勝戦。立ち上がりから動きに硬さが見られたイングランドは、敵の素早いパスワークに翻弄され、10分、31分とセルヒオ・ゴメスにゴールを奪われてしまう。だが、それで開き直ったのか、ヤングライオンズはラウンド・オブ16の日本戦でも見せた重厚なポゼッションでスペインを押し込み、そこから猛反攻を仕掛ける。
前半終了間際にリアン・ブリュースターが得点王を決定づける大会8点目を奪うと、後半は足の止まったスペインを一気に畳みかけた。58分、64分の連続ゴールで逆転すると、その後は守備を固めてカウンターの機会を窺う試合巧者ぶりで、84分、88分にダメのダメを押す。シュート数は24本対11本で、前半で圧倒されたポゼッションも最終的には、52%対48%で上回った。
試合は5-2で終了。フットボールの母国にとっては悲願のU-17ワールドカップ初制覇で、6月に開催されたU-20ワールドカップとのダブルクラウン(2冠)を達成した。ドイツやフランス、スペインが凌駕してきた育成年代に風穴を開け、黄金時代の到来を予感させている。
7試合で23得点を奪って戴冠したイングランド。日本は0-0からのPK戦で敗れ去ったが、その驚異的な攻撃力を誇る強豪を大会で唯一完封し、もっとも苦しめたチームだったと言える。日本戦を除くイングランドの1試合平均得点数は、実に3.83点だ。
なお、決勝に先立って行なわれた3位決定戦は、ブラジルがマリを2-0で下した。ブラジルはフェアプレー賞も受賞している。
大会MVPのゴールデンボール賞には、イングランドの切り込み隊長のフィリップ・フォッデンが選ばれ、シルバーボール賞はスペインのセルヒオ・ゴメスが、ブロンズボール賞はブリュースターがそれぞれ受賞。得点王は8得点を挙げたブリュースターが獲得している。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171029-00031765-sdigestw-soccスペインとの決勝戦。立ち上がりから動きに硬さが見られたイングランドは、敵の素早いパスワークに翻弄され、10分、31分とセルヒオ・ゴメスにゴールを奪われてしまう。だが、それで開き直ったのか、ヤングライオンズはラウンド・オブ16の日本戦でも見せた重厚なポゼッションでスペインを押し込み、そこから猛反攻を仕掛ける。
前半終了間際にリアン・ブリュースターが得点王を決定づける大会8点目を奪うと、後半は足の止まったスペインを一気に畳みかけた。58分、64分の連続ゴールで逆転すると、その後は守備を固めてカウンターの機会を窺う試合巧者ぶりで、84分、88分にダメのダメを押す。シュート数は24本対11本で、前半で圧倒されたポゼッションも最終的には、52%対48%で上回った。
試合は5-2で終了。フットボールの母国にとっては悲願のU-17ワールドカップ初制覇で、6月に開催されたU-20ワールドカップとのダブルクラウン(2冠)を達成した。ドイツやフランス、スペインが凌駕してきた育成年代に風穴を開け、黄金時代の到来を予感させている。
7試合で23得点を奪って戴冠したイングランド。日本は0-0からのPK戦で敗れ去ったが、その驚異的な攻撃力を誇る強豪を大会で唯一完封し、もっとも苦しめたチームだったと言える。日本戦を除くイングランドの1試合平均得点数は、実に3.83点だ。
なお、決勝に先立って行なわれた3位決定戦は、ブラジルがマリを2-0で下した。ブラジルはフェアプレー賞も受賞している。
大会MVPのゴールデンボール賞には、イングランドの切り込み隊長のフィリップ・フォッデンが選ばれ、シルバーボール賞はスペインのセルヒオ・ゴメスが、ブロンズボール賞はブリュースターがそれぞれ受賞。得点王は8得点を挙げたブリュースターが獲得している。

※追記しました

現地時間28日にブンデスリーガ第10節の試合が行われ、ドルトムントはハノーファーのホームに乗り込んで対戦。
ドイツ杯2回戦のFCマクデブルク戦で得点を決めたドルトムント所属の日本代表MF香川真司は、今回のリーグ戦でもベンチスタートとなった。試合開始して20分、パスに抜け出したハノーファーのフェリックス・クラウスを止めようとしたGKロマン・ビュルキが手を引っ掛けてしまい相手にPKを献上。
主審がビデオ・アシスタント ・レフェリー(VAR)を使用して確認した後、改めてPKの判定を下した。ジョナタスがPKをしっかりと決めてハノーファーに先制点が入る。それでも28分、コーナーキックのこぼれ球をハノーファーのマルヴィン・バカロジュがクリアしようとしたところ、ドルトムントの18歳DFダン・アクセル・ザガドゥにボールが渡り同点ゴールを決めた。
続く36分、プレッシャーをかけたクリスティアン・プリシッチが前線でボールを奪うとゴール前にいたアンドリー・ヤルモレンコにラストパス。決定的な場面を迎えたがヤルモレンコがシュートを外してしまい勝ち越しゴールとはならず。
すると40分、ハノーファーがカウンターから一気に攻め込み、最後にイーラス・ベブがゴールを決めた。勝ち越しゴールを許したドルトムントだったが、52分にヤルモレンコが汚名返上のゴールを決めて同点に追いつく。
しかし59分、裏に抜け出した相手を止めようとしたザガドゥがファールを犯してしまいレッドカードで1発退場。数的不利となり、さらに60分にはフリーキックからフェリックス・クラウスに直接ゴールを決められてしまう。86分にはカウンターからベブに4点目を決められた。
結局、今季最多失点のドルトムントは2-4の敗戦を喫している。今季1部に昇格したハノーファーがドルトムントとの打ち合いを制した。香川はハーフタイム後にゴンサロ・カストロとの交代で途中出場を果たしている。そして今節は2位バイエルン・ミュンヘンと3位ライプツィヒの直接対決が行われるため、ドルトムントの首位陥落が決まった。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171029-00237765-footballc-soccドイツ杯2回戦のFCマクデブルク戦で得点を決めたドルトムント所属の日本代表MF香川真司は、今回のリーグ戦でもベンチスタートとなった。試合開始して20分、パスに抜け出したハノーファーのフェリックス・クラウスを止めようとしたGKロマン・ビュルキが手を引っ掛けてしまい相手にPKを献上。
主審がビデオ・アシスタント ・レフェリー(VAR)を使用して確認した後、改めてPKの判定を下した。ジョナタスがPKをしっかりと決めてハノーファーに先制点が入る。それでも28分、コーナーキックのこぼれ球をハノーファーのマルヴィン・バカロジュがクリアしようとしたところ、ドルトムントの18歳DFダン・アクセル・ザガドゥにボールが渡り同点ゴールを決めた。
続く36分、プレッシャーをかけたクリスティアン・プリシッチが前線でボールを奪うとゴール前にいたアンドリー・ヤルモレンコにラストパス。決定的な場面を迎えたがヤルモレンコがシュートを外してしまい勝ち越しゴールとはならず。
すると40分、ハノーファーがカウンターから一気に攻め込み、最後にイーラス・ベブがゴールを決めた。勝ち越しゴールを許したドルトムントだったが、52分にヤルモレンコが汚名返上のゴールを決めて同点に追いつく。
しかし59分、裏に抜け出した相手を止めようとしたザガドゥがファールを犯してしまいレッドカードで1発退場。数的不利となり、さらに60分にはフリーキックからフェリックス・クラウスに直接ゴールを決められてしまう。86分にはカウンターからベブに4点目を決められた。
結局、今季最多失点のドルトムントは2-4の敗戦を喫している。今季1部に昇格したハノーファーがドルトムントとの打ち合いを制した。香川はハーフタイム後にゴンサロ・カストロとの交代で途中出場を果たしている。そして今節は2位バイエルン・ミュンヘンと3位ライプツィヒの直接対決が行われるため、ドルトムントの首位陥落が決まった。
