ロシア・ワールドカップに出場した韓国代表が、29日に韓国の仁川(インチョン)空港に到着。空港での解団式で、ファン・サポーターが選手に向けて卵を投げつける騒動が起きた。韓国の複数メディアが報じている。
韓国代表は、イギリスに渡ったキ・ソンヨンを除く22人が、韓国へ帰国。仁川空港で開かれた解団式には大勢のメディアとファン・サポーターが押しかけ、選手たちがレッドカーペットに登場すると、近年稀にみないほどの大きな歓声で沸いた。
しかし、その後に一部のファン・サポーターが選手に向かって卵を投げつける事態に。卵はソン・フンミンの足をかすめてレッドカーペットの上に散乱した。韓国の『スポーツソウル』によると、現場の空気は瞬く間に一変し、会場はピリついた空気になったという。さらに、足元に卵が飛んだソン・フンミンに至っては、動揺を隠せない表情で終始うつむいていたという。
グループFに属した韓国は、スウェーデンとの初戦を0-1で落とすと、続くメキシコ戦でも敗れて連敗。ドイツとの最終戦に決勝トーナメント進出の望みは残したものの、スウェーデンがメキシコに勝利したことで、グループリーグ敗退が決定していた。なお、韓国は前回王者でFIFAランク1位のドイツに2-0と完封勝ち。ドイツを80年ぶりのグループリーグ敗退に追いやった。本大会でエースのソン・フンミンは全試合に出場し、2ゴールをマークしている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180629-00000027-goal-socc韓国代表は、イギリスに渡ったキ・ソンヨンを除く22人が、韓国へ帰国。仁川空港で開かれた解団式には大勢のメディアとファン・サポーターが押しかけ、選手たちがレッドカーペットに登場すると、近年稀にみないほどの大きな歓声で沸いた。
しかし、その後に一部のファン・サポーターが選手に向かって卵を投げつける事態に。卵はソン・フンミンの足をかすめてレッドカーペットの上に散乱した。韓国の『スポーツソウル』によると、現場の空気は瞬く間に一変し、会場はピリついた空気になったという。さらに、足元に卵が飛んだソン・フンミンに至っては、動揺を隠せない表情で終始うつむいていたという。
グループFに属した韓国は、スウェーデンとの初戦を0-1で落とすと、続くメキシコ戦でも敗れて連敗。ドイツとの最終戦に決勝トーナメント進出の望みは残したものの、スウェーデンがメキシコに勝利したことで、グループリーグ敗退が決定していた。なお、韓国は前回王者でFIFAランク1位のドイツに2-0と完封勝ち。ドイツを80年ぶりのグループリーグ敗退に追いやった。本大会でエースのソン・フンミンは全試合に出場し、2ゴールをマークしている。

H組を2位で突破した日本だが、決勝トーナメントはイバラの道が待ち受けることになった。1回戦で対戦するベルギーは優勝候補の一角だ。世界トップクラスの爆発的な攻撃力が武器。10代からエースを務めるFWルカク、チェルシーの司令塔MFのE・アザールらが中心となり、個々の高い能力と創造的な組織プレーで相手ゴールに襲いかかる。MFメルテンス、MFビツェルらテクニシャンぞろいの伏兵も好調を維持している。
一方で守備は不安定か。第2戦のチュニジア戦ではあっけなくDFラインの裏をとられ2失点。中盤にも攻撃的な選手がそろっているため、どうしても重心が前に掛かりがちだ。
若手を中心とした充実の戦力を誇りながら、14年ブラジル大会、16年欧州選手権はともに8強止まり。国際大会での経験不足を露呈した。悔しさを力に変えたE・アザール、MFデブルイネら「黄金世代」が円熟味を増し、欧州予選ではドイツと並んで最多の43ゴール。FIFAランク3位の優勝候補としてロシアに乗り込み、悲願の初Vを視界に捉えている。
もし勝てば準々決勝の相手はブラジル対メキシコの勝者となるが、順当にいけばブラジルだ。初戦のスイス戦は1―1で引き分けたが、コスタリカ戦、セルビア戦と徐々に調子を上げてきた。FWネイマールら攻撃陣に注目が集まるが、今回はMFカゼミロやDFチアゴシウバらを中心にした堅い守備がウリ。96年アトランタ五輪でブラジル相手に「マイアミの奇跡」を起こした西野監督といえど、厳しい戦いが予想される。
さらに準決勝で当たる可能性があるのはウルグアイ、ポルトガル、フランス、アルゼンチン。ポルトガル以外の3か国は優勝経験国だ。対して、もう一つのブロックは、優勝経験国はスペインとG組を2位突破した場合のイングランドのみ。2大会ぶりで、欧州、南米勢以外で唯一の16強進出となったが、2位突破の代償は大きいと言えそうだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180629-00000078-sph-socc一方で守備は不安定か。第2戦のチュニジア戦ではあっけなくDFラインの裏をとられ2失点。中盤にも攻撃的な選手がそろっているため、どうしても重心が前に掛かりがちだ。
若手を中心とした充実の戦力を誇りながら、14年ブラジル大会、16年欧州選手権はともに8強止まり。国際大会での経験不足を露呈した。悔しさを力に変えたE・アザール、MFデブルイネら「黄金世代」が円熟味を増し、欧州予選ではドイツと並んで最多の43ゴール。FIFAランク3位の優勝候補としてロシアに乗り込み、悲願の初Vを視界に捉えている。
もし勝てば準々決勝の相手はブラジル対メキシコの勝者となるが、順当にいけばブラジルだ。初戦のスイス戦は1―1で引き分けたが、コスタリカ戦、セルビア戦と徐々に調子を上げてきた。FWネイマールら攻撃陣に注目が集まるが、今回はMFカゼミロやDFチアゴシウバらを中心にした堅い守備がウリ。96年アトランタ五輪でブラジル相手に「マイアミの奇跡」を起こした西野監督といえど、厳しい戦いが予想される。
さらに準決勝で当たる可能性があるのはウルグアイ、ポルトガル、フランス、アルゼンチン。ポルトガル以外の3か国は優勝経験国だ。対して、もう一つのブロックは、優勝経験国はスペインとG組を2位突破した場合のイングランドのみ。2大会ぶりで、欧州、南米勢以外で唯一の16強進出となったが、2位突破の代償は大きいと言えそうだ。

※追記しました

日本代表は28日、ロシアW杯グループリーグ第3節でポーランド代表と対戦し、0-1で敗れた。しかし、H組もう1試合でコロンビアがセネガルに1-0で勝ったため、日本の2位通過が決定。コロンビアが逆転で首位突破を果たし、日本は勝ち点、得失点差、総得点で並んだセネガルをフェアプレーポイントで上回った。2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出を果たした日本は7月2日の決勝トーナメント1回戦でG組1位(ベルギーかイングランド)と対戦する。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180629-01655688-gekisaka-socc